『人生は勉強より「世渡り力」だ!』

独特と間合いで「鼻につく」スレスレの線を保ちつつ“武勇伝”をとうとうと語る。自らの仕事にプライドを持っている(あるいは持ちたい)志ある人にはビンビン響く。ただし、言うまでもなく注意すべきは書かれていることをそのまま真似ても意味がない、ということ。多くは著者に与えられた環境のなせるわざであり、読者としては自分の立場に置き換えたらどうなるかを常に考えながら読み進める必要がある。