2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『人生は勉強より「世渡り力」だ!』

独特と間合いで「鼻につく」スレスレの線を保ちつつ“武勇伝”をとうとうと語る。自らの仕事にプライドを持っている(あるいは持ちたい)志ある人にはビンビン響く。ただし、言うまでもなく注意すべきは書かれていることをそのまま真似ても意味がない、という…

『人生改造宣言―成功するためのセルフコーチングプログラム』

若干バタくさいものの、フッと力を抜くきっかけが得られる。具体的な「ちょっとしたコツ」を期待していると肩すかしを食らうが、即効性はないものの、ちょっとしたことで人は変われるという真理に改めて気づかせてもらえる。 人生改造宣言―成功するためのセ…

『考えすぎて動けない人のための「すぐやる!」技術』

20代の背中をぐいっと押す叱咤激励本。最初は勢いが大事。理屈をこねるよりも「つべこべいわずにこうやれ!」と言ってもらう方が確かに効果が上がる。自分でも、最初の会社は体育会系だった。でも、少し経験を積んでくると勢いだけでは息切れする。そこで必…

『数字を見るとおなかが痛くなる社長のための決算書の読み方』

『世界一わかりやすい会計の本』に続く待望の第2弾。前作は一般向けに会計のイロハを解説したが、本作は主に著者のクライアントである中小企業経営者に向けて、会計に親しんでもらうことに主眼が置かれている。特に、一般の会計本では光が当てられることのな…

『人生カンタンリセット!夢をかなえる「そうじ力」』

2年前に買って読んだものの、最近になって改めて読み返した。部屋が散らかっていると、仕事のやる気も下がりがち。カフェや図書館などで仕事がはかどるのは、そこがスッキリしている空間だから。だったら、部屋をスッキリさせた方が早い、というわけで、わか…

『きみはなぜ働くか。―渡邉美樹が贈る88の言葉』

ワタミ率いる渡邊美樹社長が同社のアルバイトに向けて語ったビデオレターをもとに構成。校長先生の訓話ちっくでありながらも、そこには著者の苦労と経験が凝縮されており、読む者に自戒を促す。もともとが“社内報”なこともあり、万人向けではない部分もある…

『成功者の告白』

『非常識な成功法則』が理論編なら、こちらは事例集。合わせて読むと、よりいっそう腹に落ちやすくなる。物語形式なのだが、その“肉”を削ぎ落としていくと、本書が刊行される3年前に出た『なぜ春はこない?』の「カーブ理論」のコンセプトがその屋台骨である…

『非常識な成功法則』

これほど読者を行動に駆り立てる本をほかに知らない(手元にあるのは29刷、初版は2002年)。その目指す先はズバリ成功。小難しいことは一切抜きにして、とにかくこれをやれ、こういうときはこう考えろ、といった経験に基づいた具体的かつ実践的なアドバイス…

『質問会議 なぜ質問だけの会議で生産性が上がるのか?』

「質問会議」のベースである「アクションラーニング」というメソッドは、GE、モトローラ、ボーイング、IBMといった企業で導入されており、日本では「質問会議」という名前でトヨタ自動車、NEC、富士ゼロックスなどの企業で管理職研修に取り入れられ…

『成功本50冊「勝ち抜け」案内』

差し詰め「成功本」ミシュラン。紹介されている本すべてが必読ではないが、2ヶ月間寝食を忘れて成功本と向き合ってきたという著者だからこそ書けた、各書の魅力を凝縮した解説を読むだけでも一読の価値がある。自分でも本書で紹介されている本を10冊以上買っ…

『「しくみ」マネー術』

ベストセラー『投資信託にだまされるな!』の著者による、さらに一歩踏み込んだ実践編。銀行口座を目的ごとに4つに分けることで、“確実に資産を増やす”方法を解説。時間のないビジネスパーソンに向けて、お金の流れを「しくみ化」することによって、手間と時…