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仮に彼とまったく同じ条件下で同じ方法で取り組んだとしても、得られる結果は変わってくるだろう。考えるまでもなく分かりきったことだと思われるかも知れないが、スティーブ・ジョブズならそう思うのに、身近な同僚ではそう思えないのはなぜか。それは、ど…
ホームレス時代から公園や駅のトイレでノートパソコンを開いて仕事をしていたという。部屋を借りようと思えば借りられるほどには稼いでいたにも関わらず、なぜ著者はホームレスを続けたのか?『成功者の告白』と合わせて読みたい一冊。ホームレスからのリベ…
初版は2000年ながら未だに売れ続けている一冊。確かに若干内容的に古い部分もあるものの、今読むとこの本の本質は変わらないことを通巻させられる。「士業」「ひとりビジネス」「独立“小”起業」を目指している人、あるいはすでにそうなっている人には是非読…
良書には2種類ある。1つは既存の思考の枠組みの組み替えを促してくれる本。もう1つは行動を促す本。いずれも感情を経由して論理を駆動するメカニズムが根底にある。つまり、驚かされたり、共感を覚えたり、反感を持ったり、面白みをはらんでいたり、といった…
映画化されて現在3部作のうちの2作目が公開中だが、うかつにも読み始めてしまい、大変なことに・・・。でも、それを補って余りあるリターンが得られる(はず)。具体的には、企画力と編集力。そして、至福の時間。物語の最後で「?」と思ったことがあったの…
読んだのは1996年2月。学生生活も残すところ1ヶ月少々というタイミング。当時の日記には「まさに今求めていた内容の本!!! プロジェクト管理、予定管理、時間管理などの各種ノウハウ。やはりこういう本はデータベース入力するのでなく、コンセプトを理解した…
2年前に出た本ながら、1年前に読んで強く感銘を受け、その後シゴタノ!で繰り返し取り上げてきた一冊。本書のテーマは一言でいえば時間管理術。類書多き熱い分野にあって、人の「ぐうたら」な側面に注目し、「今日発生した仕事は明日でいいよ(=スペイン語…
「プレゼンテーションに成功するためには、いくつかの『ゴールデン・ルール(黄金律)』を知っていなければならない」ということで、「言いたいことを言うな」「ジェット機を操縦せよ」「ガチョーンの法則を使え」「させていただくは御法度」など50の黄金律…
初版は2002年で、僕自身が読んだのは2004年。それから5年たった今読み返しても、まったく古さを感じさせないのは、ベースにある原理原則に忠実だからだろう。ビジネス戦略の立て方から実践まで、体系的に学ぶことができる。“売る力”を2倍にする「戦略ガイド…
わかりやすく書かれていて、簡単にできて、すぐに効果が出る、という3拍子が揃っていれば、その本は間違いなく良い本と言える。たいていは、わかりやすくても実行が難しかったり、簡単にできても効果はそれなりだったり、と現実には足並みは揃いにくいもの。…
前作がやや教条的きらいがあったのに比べると、格段に読みやすく、かつ実践的な解説が付されている。紹介されている事例は日本人の読者にも違和感のないように適宜書き換えてある(と思われる)ところがあり、ちょっとしたことだが、読みやすさアップにつな…
『計画の科学』の著者によるアップデート版。より今日的な題材を元にしているために読みやすい。自分のスケジューリングを見直す上でのチェックリストとしても使い出がある。読み進めることで、いま何ができていて、何ができていないかが浮き彫りになる。 「…
本書自体がランチェスターの法則にのっとって書かれており、本書を読むことはランチェスターの法則の理解と実践という二重の意味で役に立つ。『弱者の戦略』と合わせて読みたい。 小さな会社・儲けのルール―ランチェスター経営7つの成功戦略フォレスト出版発…
44年前に書かれたとはとうてい思えない(初版1965年!)、仕事に追われまくっている今日のビジネスパーソン必読な一冊。特にプロジェクトマネジメントに関わっている人におすすめ。もちろん、一人で大量の仕事を抱えている僕のようなSOHOワーカーにも。 計画…
チームマネジメント系の本というのは正直あんまり自分には関心がない、というかもっぱら個人であくせく仕事をしているがゆえに、課題に感じていないのだが──「個人であくせく」という部分が課題といえば課題だ──本書はそんな自分が読んでも大変参考になる考…
読み始めたらそのまま一気に読了。カフェで読んでいたのだが、涙をこらえるのが大変だった。リッツカールトンが成人向け誠心サービスなら、ディズニーランドは成人向け童心サービスか。どんな大人にもある童心に強く訴える。 最後のパレード 「ディズニーラ…
最近初めて読んだわけではなく、もっと前にも読んだことはあったのだが、そのときにはいったい何を読んでいたのだろう…と思うほどの「再発見」の連続。テーマの選択、発想法、ノート術、情報収集術、整理の仕方、文章の書き方。それらの「要諦」が、端的な言…
全6講座のうち5講目の<ランチタイム10分の会話で「人」を見抜く>はビジネスパーソンであれば必読の内容。これと著者が提唱する「ブロックパズル」という手法を会得できれば、本書の8割はカバーできたといっていい。» 仕組まれないための仕組みの作り方を学…
著者に依頼すると数十万円かかるという名刺作成の実践的なノウハウが惜しげもなく披露されており、また掲載されている事例も身近でわかりやすい。読んでいる最中からすぐにでも作りたくなる。個人の名前でビジネスをしている人はもちろん、これから独立を目…
弱者の強みとは弱者の強みを知っていること。弱者の弱みとは強者の弱みに気づかずに強みに正面から闘いを挑んで敗れ、弱者であることの不遇をかこつこと。「汝自身を知れ」というメッセージをこれほど激しくそして温かく発することができるのはこの著者だけ…
最近はどうも「○○のための」という本が目につくが、本書は「SE限定」ではない。「英字新聞」や「英語メール」や「英語サイト」を苦労してでも読む必要がある人であれば、必読。「へ・も・か」という小技がある。 ビル・ゲイツ引退へ ビル・ゲイツ引退も ビル…
『仕事ができる人はなぜレッツノートを使っているのか?』を読んでいて、ふと思い出して読んでみた。買ってから1年半がたっていたが、読み囓っただけでそのまま放置していたところを、山田詳平さんの本から感じられる「視点を定めてえぐり出す」というコンセ…
「レッツノート」ユーザーでなくても、Windowsユーザーであれば必読の一冊。Vistaの評価が180度変わり、新しい眺望(vista)が得られる。まずは足もとを固めよう。雲(クラウド)をつかみにいくのはそれからでも遅くない。» PCを使って仕事を効率良く片付け…
これは「勉強本」として読まずに、「やる気を出して仕事に取り組む習慣をつけるための本」として読むべき。手に取った時は正直、あまり期待せずに読み始めたのだが、良い意味で期待を大きく裏切られた。疲れをためず、集中力を持続させるコツが満載。しかも…
薄くて、いかにもキャッチーなタイトルだが、本書が面白いのは池谷裕二さんという「超優秀」な脳科学者の「学生時代」がかいま見られるところ。時々、「脳自体が違うんじゃないか」と思うほどの人だが、やはり「脳の使い方」が違うだけなのである。それでも…
プレゼンとは関係なく読んでおく価値のある一冊。一から十までこの通りにする必要はないが、しかし一通り読むだけで、「口頭発表」は確実にうまくなる。なお、「理系」でなくても全く問題はない。» プレゼンに臨む前にチェックしておきたい10のポイント・実…
「口頭発表」(プレゼン)というものが決して得意ではないので、どこかでこうした訓練もしておかないとな、と思って購入した一冊。類書で、もっと良い本もあるかもしれないが、こういったことはとりあえず取りかかりのフットワークが大事だと思うので、駅前の…
早くも2009年最強の1冊。思わず感心させられるくだりが随所にあるが、なるべく早い段階で「どうしたら自分でも同じように人を感心させられるか」という発想に切り替え、さらに「自分にとってのゴールは何か?」を考えながら読み進めたい。投資効果を考えたら…
コミック。「女のため」とあるが、もちろん男性が読んでも可。中でも大事な点は、「ライフハックの有効性」が実体験とともに語られているところ。「仕事が減るわけじゃないんだから、計画を立てたって何も変わらないはず」とか、「収入が増えるわけじゃない…
目標を見つけ、行動を起こし、これを継続する、というプロセスを回していく中で、壁にぶつかって立ち止まってしまったときに読むことをおすすめする。必ずや打開のためのヒントが得られるはずだ。逆に言えば、平時に読んでも「きれい事」にしか感じられない…