『だれでも天才になれる脳の仕組みと科学的勉強法』

薄くて、いかにもキャッチーなタイトルだが、本書が面白いのは池谷裕二さんという「超優秀」な脳科学者の「学生時代」がかいま見られるところ。時々、「脳自体が違うんじゃないか」と思うほどの人だが、やはり「脳の使い方」が違うだけなのである。

それでも驚きのエピソードが多数紹介されている。たとえば池谷さんは、九九(くく)を暗記していないとか。正直信じることができないので、もしもお会いする機会があったら、何とかしてテストしてみたいところ。


だれでも天才になれる脳の仕組みと科学的勉強法
ライオン社
発売日:2001-12
おすすめ度:4.5
おすすめ度5 Just do it!!早速やってみよう
おすすめ度5 発見! 奇跡の脳。
おすすめ度3 ページ数に注意!
おすすめ度4 「だれでも」は無理!
おすすめ度5 お勧めします