『脳を活かす勉強法』

前回の池谷さんの本と、基本的には同じ意味合いの本。読んでみた興味も同じ。ただし、こちらの茂木さんの本の方が、学生時代が詳しく書かれている。

どちらも脳科学者の「勉強本」で、どちらも「脳をいかに活かすか」というテーマであることは同じなのだが、池谷さんの方は、「小脳」や「海馬」の記憶する仕組みに焦点を当て、茂木さんは「アハ!体験」や「ドーパミン」の放出など、「夢中になって勉強する技法」を強調なさっている。