『非常識な成功法則』

これほど読者を行動に駆り立てる本をほかに知らない(手元にあるのは29刷、初版は2002年)。その目指す先はズバリ成功。小難しいことは一切抜きにして、とにかくこれをやれ、こういうときはこう考えろ、といった経験に基づいた具体的かつ実践的なアドバイスが所狭しとページを埋める。神田さんがどのような経緯で様々な方法論やポリシーをつくり出したのか、そしてそれを成果につなげていったかがよくわかる。『成功者の告白』のセルフライナーノーツともいえる一冊。もっとも、刊行された順番は逆だが。