『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』

著者は、物語作家ではないので、細かいやりとりなどが「微妙」に感じられるかもしれないが、慣れれば気にならなくなる。

面白いのはやはり、四面楚歌、徒手空拳という状況で社長にさせられる主人公が、徐々に身につけていく会計の知識で、困難な状況を切り抜けていく一つ一つのエピソード。二割読めば一気呵成にラストまで行き着くはず。