『金持ち父さん貧乏父さん』

「どうやったらお金持ちになれるのか?」が本書のヒキであることは、まちがいないだろう。本を読んでその方法が分かるのなら、誰だってとりあえず読んでおこうとは思うはずだから。

けれども本書のもうひとつの魅力は、貧乏父さんの考え方にあると思う。いわば「貧乏になる人の考え方」が非常によく説明されている。自分もそうした考え方を持っていたわけだが、この考えに固執すると貧乏になりがちだということを知っただけでも、本書を読んだ価値はあった。


金持ち父さん貧乏父さん
白根 美保子(翻訳)
発売日:2000-11-09
おすすめ度:4.0