『ヤバい経済学』

一言で言えば「面白い本」。夢中になって読める。

我々は世界を解釈して生きている。たとえば、遅刻を減らそうと思って罰金を取ると、罰金さえ払えば遅刻が許されると解釈してしまって、かえって遅刻が増えたりすることがある。

人には心があり、心は解釈せずにはいられない。どんな風に解釈して、時間をムダにし、仕事を先送りにし、人間関係が気まずくなってしまうのか。あるいは、仕事を楽しく進めることができるのか。本書にはアイデアがいっぱいつまっている。